さっそくTeraPadでWebサイトを作成していきましょう。
その前に,まずはタグについての説明です。
TAG(タグ)とは「荷札」や「付箋」を意味する英単語。
Webサイトは基本的にはHTMLという形式で記載していくのですが,ある文字が何を意味するのかを示す「荷札」や「付箋」のような働きをするのがタグです。
たとえば,
山田太郎 男性 29歳 175cm
佐藤和子 女性 23歳 160cm
という情報がある場合,「荷札」や「付箋」を付けるとしたら,
氏名:山田太郎 性別:男性 年齢:29歳 身長:175cm
氏名:佐藤和子 性別:女性 年齢:23歳 身長:160cm
という感じで上記の「氏名:」「性別:」「年齢:」「身長:」が「荷札」や「付箋」の働きをしている。
Webサイトを表示するInternetExplorerなどのWebブラウザは「氏名:」が「荷札」だと認識する必要があります。
でも,ある人が「氏名:」を「荷札」として用い,別の人が「(名前)」を「荷札」として用いたいなどと人によって「荷札」にするものが異なるとWebブラウザ側で自動認識ができません。
そこで,Webブラウザではタグは以下の書式とするよう定められています。
<タグ名>内容</タグ名>
もう,この書き方は覚えるしかありません。
そしてタグ名は世界共通で定義されているものしか使えません。タグ名の一例を挙げます。
<title>見出し</title>
タグ名=titleこれはWebブラウザの最上部のバーに表示されるタイトルを「見出し」とする事を示すタグです。
こんな風に
<タグ名>内容</タグ名>
と最初の<XXX>内と最後の</XXX>のXXXで示されるタグは常に同じになります。
※ 最後のタグの前には/(スラッシュ)が入る事をお忘れなく。
内容が何かを示すXXXが「荷札」の役割をするのがタグという事になります。
では,次回は実際にWebサイトを作成してブラウザで表示する事にしましょう。
今日のまとめ
タグの書き方:<タグ名>内容</タグ名>